練習日記📖240310
- ぺちこ
- 2024年3月15日
- 読了時間: 6分
2024年03月10日(日)
定期演奏会までラストの
通常練習日になりました💦
本日も午後から今西先生を
お招きして合奏しました🎷
団員のみなさんは
コンディションはいかがでしょうか❓
ここまで頑張って練習してきたので
本番もベストな演奏をできるよう
より一層集中して頑張りましょう💪

さて図らずも、楽曲紹介も
ちょうど最後になりました✨
最後は1部のメイン曲、
SYMPHONIC DANCES
from WEST SIDE STORYを
ご紹介したいと思います❕
こちらは名作ミュージカル
「ウエストサイド・ストーリー」の
劇中ナンバーをオーケストラ用に
編曲した組曲「シンフォニック・ダンス」
の吹奏楽アレンジになります🎷
楽曲の詳細に入る前に、お話を簡単に
紹介しておいたほうがいいですね📖
シェイクスピアの戯曲
『ロミオとジュリエット』に着想し、
当時のニューヨークの
社会的背景を織り込みつつ、
ポーランド系アメリカ人と
プエルトリコ系アメリカ人の
異なる少年非行グループ抗争の
犠牲となる若い男女の
2日間の恋と死までを描きます。
使用曲は、
・Prologue(プロローグ)
・Somewhere(どこかへ)
・Scerzo(スケルツォ)
・Mambo(マンボ)
・Cha-Cha(チャチャ)
・Meething Seen(出会いの場面)
・Cool(クール)
・Fugue(フーガ)
・Rumble(乱闘)
・Finale(フィナーレ)
の10曲です✨豪華❕
さて、これらがどのような場面で
演奏される音楽なのか…
簡単ではございますが
各曲についても紹介しておきます📚
まずPrologue(プロローグ)は
その名の通り、お話が始まる場面、
導入部分の音楽です🎼
舞台はニューヨークのウエスト・サイド、午後5時、
ポーランド系アメリカ人の
少年非行グループ「ジェッツ」と、
新参のプエルトリコ系アメリカ人の
少年非行グループ「シャークス」は、
なわばりを巡って対立しています。
※「ジェッツ」を「ジェット団」、
「シャークス」と「シャーク団」とする
作品もございます🙇
物語は少し先の方へ進んで
Somewhere(どこかへ)は
第2幕で演奏される楽曲です。
この曲が演奏される前に、
決闘があるのですが、
そちらは後のRumble(乱闘)で
場面を紹介したいと思います🙇
※お話の流れと楽曲の順番が
若干前後しておりますが
本ブログはあくまでも
楽曲紹介なので曲順にします📚
決闘から逃げてきた
チノ(マリアの婚約者)が現れ、
決闘の経緯を語り始めます。
マリアの兄ベルナルドについて
話そうとするチノを遮って
マリアがトニー(主人公)の
安否を尋ねるとチノは凍りつき、
「やつが君の兄さんを殺した」と
伝えます。
マリアが祈りを捧げていると
トニーが現れ警察に行くと言うと、
マリアはそれを止めるのでした。
トニーがどこか遠くへ連れて行くよ、
どこかに僕たちの居場所があるはずさ
と歌うと、皆が仲良く暮らす
夢の世界が現れて2人を包みます。
ここでオフステージの女声が
皆が仲良く暮らせる世界が
どこかにある、そこへ行こう
と歌うのがこのSomewhereです。
さてお話は再度1幕に戻り
Scerzo(スケルツォ)は
トニーと会った次の日の朝、
まだ昨夜の余韻で胸がいっぱいの
マリアに重なる楽曲です。
木管楽器の奏でるどこか
楽し気なメロディーが、
心弾むような印象を受けますね💕
さてつづく3曲、こちらは、
マリアとトニーが出会う
きっかけとなった
体育館のダンスパーティーで
使用されている楽曲です。
ジェッツとシャークスのメンバーは
早くも一触即発の不穏なムード。
そこに司会者が登場し、
男女で列を作って
パートナー選びをしようと提案。
しかし、あまりにも退屈なので
楽団にはラテン・ジャズ風
「マンボ」演奏のリクエストが。
そして、シャークスのリーダーである
ベルナルドが素早く、
恋人の手をとって踊り始めると
ほかの連中もそれにならい、
あっという間に
ジェッツとシャークスに分かれて
激しいダンス・バトルが勃発。
その最中、
甘い「チャチャ」の旋律に導かれて
トニーとベルナルドの妹マリアが
夢のように出会い、
二人だけの世界を作ります。
Mambo(マンボ)については
1曲だけで演奏されることも
よくある楽曲でみなさんも
耳にしたことがあるのでは
ないかと思います🥒
さらに場面は変わりまして
ここから少しずつ、
物語は悲劇の道程を辿ります。
Cool(クール)は
ドラッグストアでシャークスを待つ
ジェッツの興奮したメンバーに、
リーダーであるリフが
「落ち着け、クールに振る舞え」
と歌う場面で使用されます。
Swingの小気味よいリズムが
特徴的な1曲です。
つづくFugue(フーガ)は
このCoolの雰囲気を継承しつつ
少しずつ少しずつ
不穏な場面へ転換していきます。
Rumble(乱闘)はその名の通り
ジェッツとシャークスの
抗争がついに激化し、乱闘へ。
遅れて現れたトニーは
闘いをやめさせようとするが
うまくいかず、ベルナルドの
トニーへの嘲笑に逆上した
リフが手を上げ、
ベルナルドとリフは
ナイフを持ち出して争い始めます。
リフはベルナルドを追い詰めるが、
止めに入ろうとしたトニーに
気を取られた一瞬の隙に、
ベルナルドがリフを刺し、
トニーもリフのナイフで
ベルナルドを刺してしまいます。
その後より大きな乱闘となり、
警察の笛の音、続くサイレン音に
少年たちは殺された2人と
トニーを残して散るのでした。
Finale(フィナーレ)は
こちらもその名の通り
物語の終盤で使用されています。
マリアの姿を見つけ、
駆寄ろうとするトニーですが、
その瞬間チノの銃弾に倒れます。
倒れたトニーを抱くマリアのもとへ
ジェッツ、シャークスの
双方が駆けつけます。
トニーが自分の信が足りなかった、
ここでは2人は一緒に
させてもらえないといい、
マリアはどこかへ行こうと提案。
2人は Somewhere の
一節を歌いますが、
トニーはマリアの腕の中で
息を引き取るのでした。
最後はSomewhereを継承しながら
静かに終曲をむかえます。
時間の都合上、会場では
お話も説明しながら…という
わけにはいかないのですが、
ぜひそれぞれの楽曲のもつ
意味や場面を思いうかべながら
お聞きいただけると幸いです👂
さて、みなさん、
定期演奏会をより
楽しんでいただけるよう
楽曲紹介をしてきましたが
これで最後になります❕
下記にこれまでの分も
まとめておきましたので
当日会場でお会いできる方も
そうでない方もぜひ、
ご覧ください👀
【楽曲紹介ブログ📚】
👆読み返しとてもおすすめ!🔍
🎵第1部🎵
◎SEDONA
◎イグニスの宴
◎SYMPHONIC DANCES
from WEST SIDE STORY👈今回!
🎵第2部🎵
◎You Give Love A Bad Name
◎シロクマ
◎郷ひろみメドレー
◎ユーミン・コレクション
◎スピリティッド・アウェイ
<千と千尋の神隠し>

残すところあと
前日リハーサル
のみになりました💦
最後まで集中して
観にきてくださるお客さまの
心に残る演奏会にしましょう❕

シンフォニックホーム
第30回定期演奏会
2024年3月17日(日)
12:30開場/13:00開演
※開場時間に来ると
いいことがあるかも❓
奈良県橿原文化会館 大ホール
入場無料です❕
さて本日の動画はコチラ🎥
YouTube版もぜひご覧ください👀
ではまた会場で👋
2024.03.15.FRI
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